医療の不確実性って、ご存知だろうか?
昔、大学院で、
医療情報学を学んでいた時、
一番に教えられたこと。
医療というものは、
確実に、病気を治せる保証はない。
時に、大切な命さえも奪うことがある。
それが故に、学びを止めてはいけない。
それが故に、常に謙虚であらなければいけない。
それが故に、間違いがあれば謝罪しなければいけない。
医療情報。
つまり、体温や身長、血圧、酸素の濃度、血液検査結果、
画像診断、治療効果、薬、ワクチン、手術等々
もうはっきり言って、医療に関する全てのこと。
この医療情報は、
不確実であることを、よく知り、
その情報の内容に関して、
どんな時も、謙虚に、学びを進め、
ときに、間違いを犯していたならば、
ときに、命を縮めてしまっていたならば、
しっかりと謝罪しなければいけないと。
そういうことを教わってきた。
今日、薬の副作用で、生死を彷徨った患者さんの初診往診があった。
すべての彼の話が医療情報であり、その話をすべてお聞かせいただくことも、
彼に関わってきた全ての医療人の代表として、謝罪の気持ちで、しっかりとお話を伺った。
医療は、一個人で、成り立つものではない。
先人の医療者たちの努力や、
多くの患者さんの命の犠牲の上に、
成り立つものである。
今日の初診往診は、先輩医師から
ご紹介いただいた患者さんだ。
その患者さんへの先輩医師の態度を見て、
僕はまだまだ努力が足りていないことを痛感した。
努力します。学びます。
今はそれしか言えないけど、
学びを進め、医療をもっと良くしたい。
そんな学びの多い一日だった。
ポニーテールが似合うだろう横浜?その近く?の友人と
病気の親友のことでメールのやりとりをした。
そしたら、この曲が頭に浮かんだ。元気を出して欲しい。
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