いつか、そうなる日をワガママに妄想してみた。

母はパーキンソン病。

レビー小体型認知症の症状もあった。

神経内科専門医の先生に診てもらっていた。

 

母方の祖父。両祖父母の中で、

タナカ自身似ているところが多い。

人の話を聴かず、寂しがり屋。

祖母をある年3月に在宅で看取った後、

祖父はその年12月に透析直後、病院で旅立った。

祖父の残してくれたいろいろな書物を見直すと、

旅立つ数年前から、母と同じパーキンソン病症状がある。

よく考えてみたら、レビー小体型認知症症状もあった気もする。

 

そこで、今日は、こんな妄想をしてみた。

パーキンソン病でレビー小体型認知症症状で、

タナカ自身、母と同じ70歳くらいだったなら。

 

あと20年。今のザイタクの仕事を

今から20年この仕事していたなら、

いつも患者さんのとこへ走っていくのは

正直、困難になってるだろう。

親父みたいに細々と歯科診療所をやり続けてるなんて無理だろう。

 

パーキンソン病でレビー小体型認知症。

そんなタナカは、介護保険を嫌い、

医療を嫌い、病院なんて絶対に拒否。

自由気ままに、ダラダラ暮らし、さみしんぼ。

ノルディックウォーキングなんかも、

少しはやるかもやけど、こんな暑い日は、

扇風機とアイスノンを抱え、寝ては起きての、その日暮らし。

洗濯3回まわし、クイックルワイパーでサササッとしてみるものの、

いやあ、もしかしたら、今よりゴミ屋敷化してたりで、、、、

それでも若いヤツの迷惑にはなりたくないから、

ひっそり静かに暮らしている。

 

やっぱり、そこで頭に浮かぶのは、母の最期だ。

あれはやっぱり、今言ったことの実践の結果そのものだ。

だとしたなら、あの母の最期に、本当ならば、

哀れみや悲しみはわかないはずなのだが、、、

 

こんな人間でも、暮らせる場所はどこかにあるのか?

こんなグウタラな人間も、生きていて良い社会にどうすればできるのか、、、

 

その人が、その人らしく、ほっといてもらえる。

ほっといてもらえてるけど、見守ってもらえる。

本人の人権が本当の意味で守られる場所。守られる社会。

 

妄想をもう少し続けてみたい。そんな場所を夢見たい。

この20年で、作ってみるのも悪くない、、、((笑))

 

ちなみに、肺がんターミナルの祖母と、

パーキンソン病透析患者の祖父の、祖父母の家には、

医者3年目のタナカが、夜だけ寝泊まりしていた。

祖父母は、お互いの存在はちゃんと認識していたが、

お互いの介護は、見守り以上できなかった。

祖父母の昼間は、介護保険サービスと訪問診療。

医者3年目のタナカは、昼間は篠山病院勤務して、

夜は、その家に寝泊まりしていた。

タナカの家賃と生活費は、もちろん無し。

祖父母は、自由気ままに暮らしていた。

 

この20年で、作ってみるのも悪くない、

高齢者シェアハウス。自由気ままに、最期まで。

シェアするのは、自分らの能力を持ち寄って。

介護・看護・医療はもちろん、尊厳も。

医療依存度に対する想いを同じくする仲間と

いろいろシェアして暮らすのも悪くない。

 

妄想をもう少し続けてみたい。そんな場所を夢見たい。

 

この妄想の続きは、遊びながらやな。

はよ海に浮かびに行かなくっちゃ((笑))

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