24時間365日の電話って、やっぱり大切。
患者さんの立場になったら、正直、実感する。
4年前に、ある患者さんのお電話を
タイミングよく取れなかった。
人のせいにしてはいけないが、母の電話魔のせいだった。
あの頃の母は、レビー小体型認知症の症状が増していた。
神経内科専門医にパーキンソン病と診断いただき、
レビー小体型認知症の症状が、かぶさっていることをお聞きし、
逆に、正直ホッとした。母の電話魔は、病気のせいだったから。
あんなに息子想いの母が、自慢の息子の仕事を一番邪魔をし、
クリニック閉院に追い込む事態にまでなってもなお、
1日に20回ぐらいの電話が続く、、、母の電話は止まらなかった。
そんな状況の中、その患者さんからのお電話に、
一度だけ、たった一度だけ、出れなかった。
もちろん、遅れてかけ直しはしたのだが、、、、
ご本人は、家で暮らし続けたいと訴え、
ご家族は、不安が一杯で入院を希望された。
正直、今も、毎日毎日、そのことを考えている。
ご家族のその不安の要因は、タナカにある。
あの一度の、あのタイミングでのお電話に
出れなかったことが、彼らの人生を左右した。彼らご家族を苦しめた。
24時間365日の電話のホットラインの安心を裏切ってしまった。
不安の原因を作ったのはタナカにあることは明らかだった。
最期まで、ご本人はお家で暮らせたが、
ご家族のご不安は解決できなかった。
ご家族の苦しみを支えられなかった。
その患者さんとご家族に、今頃ではあるが、
謝罪したい。申し訳ありませんでした。
ザイタク医療は、甘くない。当然だ。
暮らしを、人生を、左右するのだから。
24時間365日の電話は、厳しいものだ。
しかしそこにこだわって、ザイタク医療に取り組むこと、
僕は人生をかける意味があると、思っている。
あのお電話以降、当クリニックでは2回線にした。
先日のAU通信障害においても、それが功を奏した。
24時間365日の電話のホットライン。
この繋がるという安心にこだわって、
ホットラインのクオリティを高めることは、
きっと母の供養にも繋がると信じている。
やっぱり、夏はサザンだな。
オープンカーで海行こうかな((笑))
8月も全力で行きましょう!!!
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