少しだけヤングなケアラー

深夜のドキュメンタリー番組に見入っていた。

高校生や中学生の母親や祖母の介護の現状を、

介護者本人、被介護者、それを取り巻く社会と、

多方面から取材した素晴らしい番組だった。

 

高校生の息子さんが神経難病の母親を介護する場面。

 

パーキンソン病だった母親を介護し

ほぼ介護離職していたあの3年を思い出した。

また、透析患者だった祖父(祖母が死に独居)を介護し

ほぼ大学医療人としての出世は諦めたあの3年を思い出した。

 

ヤングケアラーをどう思うか?と尋ねられた高校生の息子さんは言う。

 

なんとも思いませんね。母がそうであるから、僕が介護しているだけ。

 

目の前に困った人があれば、手を差し伸べる。

 

あ、ただこれだけなんだなあって、なんだかホッとした。

 

高校生の息子さんの様に、僕は大したことはしていない。

だから、介護についてそんなに多くは語れない。

でも、やっぱり、母のあの惨状とともに、

当時の介護生活を思い返すと悔しい気持ちで溢れちゃう。

 

しかし、昨日の番組での彼の言葉は、正気を取り戻させてくれた。

 

なんとも思いません。母がそうであったから、僕が介護しただけ。

そう。目の前の困ってる人や苦しんでいる人を助けたい。ただただそれだけ。

 

 

リカバリー完了です((笑))

多くの仲間の熱い声援が、僕を支えてくれていることには違いない。

いつもいつもありがとうございます。感謝しています。明日からも笑えます。

 

 

深夜のドキュメンタリー番組を見て、お布団に潜ったのが早朝5時。

その後、ホッとしたのかお昼すぎまで寝てしまって、慌てて雨戸を開けると

今日も青空が素敵だった。良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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