母の最期のことで、裁判の準備に追われている。
その関係で、費用が必要となり、銀行の支店長と、
お金の遣り繰りの相談にでかけたときのこと。
支店長、11月8日の母の命日、もう一年が過ぎたのですが、
その日に、日本尊厳死協会関西支部の理事に就任しました。
なんか、不思議な縁を頂いて身が引き締まる思いです。
先生、そりゃあ、大変な役職にお付きになったんですね。
だって、安楽死って、あれでしょ?!注射で息を止めるんでしょ?
そもそも、そういうことに対して、先生は賛成のお考えなんですか?
うん、、、、、、?えっと、、、安楽死やなくて、尊厳死ですよ!
え、、、、???尊厳も安楽も、死ぬんやから同じちゃいますのん???
よおわからんのやけど、死ぬことの話やし、お薬で終わりになるんでしょ?
ちゃうんでしょうか?え?尊厳死??あ、僕の言うのは安楽死のことかもやな、、、
そやけど、まああ、なんといえば良いでしょうか、、、正直なとこね、
『死』の話なんて、やっぱ、タブーですやん。そんなことより、
円安とか不景気とか、物価高騰とか、、毎日の暮らしの方が大切で、、、
先生、お時間もないでしょうから、とりあえず本題ですけど、、
金利は高くなっちゃいますよ、その資金に関しては。ええですか?
支店長は、どうやら安楽死も尊厳死も、一緒だと思っているらしい。
そして、当然のことながら、差し迫ってない『死』より、
差し迫る日々の『暮らし』の方で、お忙しいご様子。
実は、尊厳死って扱う事象は、『死』より『暮らし』なんやけど。
だから、その協会が取り組む活動は、今の支店長や僕にとっても、
ぴったり当てはまってて毎日考えていかなアカンことなんやけど((笑))
いたるところで、尊厳『暮らし』を提案し、尊厳『死』をみんなと一緒に考えたい。
「それで良いんじゃない!」って、朝、雨降り前の空を見上げてたら聴こえてきた。
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