旅立ちの時、お孫さんの胸の内を聞き、胸が熱くなることがありました。
死亡診断書を手に、ふと、お顔をみるととても穏やかなお顔が目に入りました。
そばにそっと寄り添っているお孫さん、涙に溢れながらも穏やかな時間が流れていました。
ご親戚やご友人など、おじいちゃんに関わる方々とのお別れも終わっていました。
「おじいちゃんは口だけの人じゃなかった、だって、こんなにおじいちゃんのために人が集まっている!」
そして、だれもいなくなったとき、お孫さんは自分の決意を語ってくれました。
「センセイ、おじいちゃんの作ってきた人とのつきあい、つながりを、これからは、わたしがつないでいこうと思うの!それが私におじいちゃんが残してくれたこと・・・大事にしたいの・・・」
そして、
「おじいちゃんの生きた道を同じように、わたしも歩きたい」
若干20歳すぎの彼女の決意に、おじいちゃんからの愛情と強く深い絆が見えました。
大丈夫、あなただからできます!おじいちゃんがきっと守ってくれる!
おじいちゃんの生きた道、ちゃんと、お孫さんたちがみていましたね。