昔々、リハビリを学んでいた頃、訪問リハ、
それも呼吸リハの場面に同行したことを、
今でも鮮明に覚えている。
間質性肺炎で、在宅酸素療法をされている方。
呼吸状態の安定が日常生活の安定に直結する。
呼吸は、どの日常生活動作でも不可欠だ。
その中でも、一番呼吸状態が不安定になるのは、入浴動作と排泄動作。
可愛い作業療法士の彼女が、水着に着替え、入浴介助をしながら動作評価。
そして、呼吸状態の安定が図れる入浴動作の指導と訓練をしていた。
その患者さんは、自宅のお風呂に入り続けることが出来た。
あれから、二十年の月日が流れたが、訪問リハの現場、つまり、
お家の中のお風呂で入浴動作評価・訓練をする作業療法士を見たことはない。
そして、残念なことに、この呼吸リハビリの知識や実際を、
ほとんどの訪問診療医や訪問看護師や訪問介護士は知らない。
こんな『暮らし』を支える大切なことを、
プロフェッショナルに学ぶ場の構築を急ごう。
このままでは、『あなたの家にかえろう』は夢物語だ。
ザイタク医療は、緩和医療は今ではもう当然の時代。
まだまだ認知されていない生活再建医療、リハビリ医療をスタンダードにしよう。
多くの親愛なる療法士の皆さん、あなた達の時代が来ていることを自覚して欲しい。
時代は、『在宅ホスピス』やなく、『ザイタクリハビリ』だ!!!
今日は、ツノちゃんとインスタライブもしたし、
在宅酸素してる間質性肺炎の新患さんの入浴動作評価・訓練のことで、
大好きな訪看ステーションの婦長さんと話が盛り上がったし、
やっとテンション上がってきたし、『その向こうへ』行こう、みんなで。
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