今時代が来ている。楔は打ち込まれた。あとは行動するだけだ。

僕が医者になった時代。

医者になったばかりの同級生森くんが死に、

スーパーローテーションが始まった。

総合診療医の時代を夢見て医療界が変わった。

 

専門医療の世界からハミ出て、リハビリの世界に出逢う前、

総合診療部でバイトしてた頃を、友人と電話して思い出した。

 

 

医療界の変化は、実は、皆さん市民の周りにある医療の色合いに

少なからず影響している。今その色に世間は苦しんだり喜んだり、、、、

 

スーパーローテーションっていう研修制度は、

医局制度、専門医療の世界からの脱出も目指していた。

 

患者の期待する医療は、当然だが、

全人的医療と高度専門医療のハイブリット。

 

医療界は、全人的医療と高度専門医療を行ったり来たり。

20年周期で医療はいつも変わってきている。

実際、市民さんや患者さんを置き去りにして、、、

 

スーパーローテーションで育った医者が今、一線級。

全人的医療を目指すところに到達しているが、今度は、

高度専門医療人を目指す専門医制度の時代がやってきていた。。。。

 

が、コロナ医療はその時代到来を少し遅らせ、

市民さんや患者さんに、参入できる間が生まれた。

そう今が絶好機だ。ザイタク医療は双方向で育てる医療。

この医療が、皆が待ち望んだ医療であることを何故か僕は知っている。

医療者だけで作り上げる医療だった時代に、楔を打ち込んだコロナ時代。

 

 

今こそ、皆さんとともにどんどんやっていこう。

僕は今日夕暮れを見ながら、医療界の夕暮れを感じた。

さあ、体中にもっと赤く熱い血が流れてる僕らの時代だ。

 

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