病気が進むと残念だが移動が困難になってくる。
これはどの病気でも、だ。その中でも、
ガンでの終末期は特にその変化は著しい。
そういう時、人工呼吸器はどうしますか?
そういう時、心臓マッサージはどうしますか?
そうなったら胃瘻はどうしますか?
これも大事な話だが、、、
『いついかなる時も、暮らしをあきらめない』
これがモットーの僕らのザイタク医療では、こうだ。
住み慣れたあの家やあの土地、見に行きましょう。
大切なご先祖さんのお墓参り行きましょう。
昔デートした公園やあの景色を見に行きましょう。
だから、どんな時でも移動をあきらめない。
今日は、乳がんで終末期を迎えつつある彼女に訊いた。
「育ったあの大阪の土地、いっぺん見に行きましょうか?」
「アッチで一人住むお母さんに「ただいま!」って言いに行きましょうよ!」
「行きたい。私、、、先生、、、やっぱり大阪行きたいの。」
車椅子移乗や口腔ケアや訪問入浴を事ある毎に拒絶していた彼女。
介助用リフトの搬入設置を眺めながら、もう一度、大阪に行き、
お母さんに逢えることが見えてきた今、少し笑顔が戻った。
主介護者の妹さんもケアエールであとから、姉の移動ラクラクでーす❤、って。
サイコロジカルヴィクトリー。さあ、もう一段階、ステップをあげよう。
暮らしをあきらめさせない。あきらめない。ここからだ。
連絡事項です。
日本尊厳死協会関西支部の活動です。Twitterスペース再開します。
題名は『リビングウィルを話そう』。中島智理事と明日話します。
6月2日(金)10:00~ 15分。アーカイブも残します。
これから週一回午前中(基本は金曜日)配信していこうと思います。
良かったら聴いてください。コチラです↓
https://twitter.com/i/spaces/1djGXlQeAYkGZ?s=20
そして、今日は、この曲です。
良かったら聴いてください。
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