僕を医療人として育ててくれた土地は丹波篠山市。
心理学の世界で超有名な、ユングの一番弟子
河合隼雄先生は、丹波篠山市のご出身。
そう言えば、母は大学で教育学部の心理学コース。
あんまり話題に出さないけど、実は妻は臨床心理士。
母校のスクールカウンセラーをしてた時に、
彼女と出逢い結婚し、今がある（（笑））
ナンヤカンヤと心理学が身近にあったんやけど、
本気で向き合ってこなかった。というか、避けてきた。
7月7日結婚記念日ということもあって、
１年に１回逢えばって感じで、なんとかなってきた（（笑））
そんなこんなで昔から仲良し夫婦というよりライバル夫婦。
結婚した頃、妻が医師という仕事の事、僕に話したことは、
僕自身が医師を続けている中でいつも課題にしてきた。
「心と体を別けて診てきたのは、臓器しか診ずに治療する医者。
だから、本当の意味で治せないんよ、あなた達は。
それらに異を唱え、頑張ってきたのが私達心理士よ。
古来から心と体は切り離せないもの。病は気からって言うでしょ。」
両親の死をきっかけに、随分と心が痛み、
解決できない苦しみを、毎晩夢に見る。
ライバル夫婦をやって、長男も20歳。結婚22年目。
妻のライフワークである心理学を、
あえて遠ざけながら、医療の道を進んできたが、
最近、こっそりYOUTUBEで、心理学を学び始め、
結構ハマってきた（（笑））
たまにしか帰らないが自宅にある妻の書棚の
ユングとかフロイトの心理学の教科書を
こっそり開いて読んでみよう。
そんな気持ちになった夏の終わり。
盆と正月に必ず浸かる有馬温泉で今日は休もう。
かじった深層心理学から僕のあるべき姿が見える気がしている。
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