今はまだ何も無いがここにまた日が昇る。

病院内にACP(アドバンス・ケア・プランニング)と言う文化は、

はっきり言ってまだ無い。って、そんな話を今日の講演で聴いた。

 

午前中、仲良しの病院看護師さんと、

若手看護師教育や研修医教育のこと、

話していたからか。

 

無いのは何故なんだろう?って、

今日そんな事をずっと考えていた。

 

 

講師の先生は、こうも続けた。

医療や介護は、本来楽しいはずだ。

人間の未来を支える仕事なんだからと。

 

講師先生の時代は、それで良かったのだろう。

院内に無かろうが、上手く在宅に逃げてこれた。

しかしコロナ新時代。あちこちに縛りができた。

医療者が作り上げてしまった縛りも残念ながら多い。

 

でも、そろそろボクらの時代だ。

医療や介護は、本当に素敵な仕事だ。

人の人生に関わらさせていただける。

この縛りを、開放するには、院内も院外もない。

開放する為に、尊厳やリビングウィルを全力でやろう。

それは今を生きる僕らの務めだ。それには仲間が必要だ。

やっぱり、大切なのは教育で、若者に真実を伝えたい。

地域包括ケアシステムの中で、起こっている真実。

資本主義と敗戦国である為の荒波に飲まれている。

働き方改革やなんやかんやと時間の制約があるかもだが、

先輩らの時代と違って、インターネット全盛の時代だ。

有限な時間の使い方は、ボクらの方が先輩らより上手い。

 

今日の講演を聴き、まだまだやれるよ、僕らなら。そう思った。

 

 

 

今日の講演のご準備いただいた関西支部の皆様、

本当にありがとうございました。勉強になりました。

 

今はまだ何も無いがここにまた日が昇る。

朝焼けの歌。良かったら聴いてください。

 

 

 

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