高齢のご夫婦が、お二人共に、
リビングウィルを叶えるには、
社会が変わらなければ難しい気がする。
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先生、正直もう限界越えてます。
脳梗塞不全麻痺のお父さんが、認知症のお母さんを見守って、
今までなんとかやれてる様に見せてましたが、もう無理です。
ハッキリ言って、お父さんは箒一つ、掃いたことない人ですよ。
私達子供らで、なんとか父の想いに沿って母を支えてきましたが、
私達も仕事があり、生活があり、こんな不景気で生きるのが精一杯。
お父さんは、親の手伝いをするのは当然って態度。感謝も何もない。
今回、お父さんが酷い貧血で入院。このタイミングでしか、
母に施設に行ってもらえない。もうそれしか方法ないです。
子供さん達は自分の時間やお金を使い、それはもう一生懸命に、
「最後まで家で暮らしたい」と言う両親を支えてこられた。
お父さんの入院に伴い、限界を越え、
いろいろなことが吹き出してきた。
高齢のご夫婦が、リビングウィルを叶えるには、
やっぱりそれ相応の覚悟が必要だ。親も、子も、だ。
難しい時代になってきている。
お金がある方は安易に入所が手に入り、
経済的困窮者は無理やりの自宅生活。
そんな中、家か、病院か、施設か、
みたいな場所の選択を迫られる。
選択肢を見せられても選べない現実。
医療者も、しっかりこの現実を知ろう。
重度の貧血で入院のお父さんの帰りを待つ彼女は、
どこかいつもより、しっかりしたお母さんの顔だった。
介護に一生懸命の子供さんらも、それを感じられている。
もう少し、ここで粘っても良いようにも思うのだが、、、、
このブログを書いてたら、入院中のお父さんから僕にお電話が。
「先生、アカンわ。しばらく帰られん。輸血と胃カメラするらしい。」
弱々しく不安そうなお父さん。いつでも待ってるとお伝えはしたものの。。。
誰一人孤立させない取り組みを、
諦めず粘り強くしていきたい。
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