施設在宅を選ぶ時の大切なポイントをお伝えしたい。
先生、ワタシらもそろそろな、
施設、入らんとアカン思うねん。
ワタシは私であっちこっち痛いしな、
お父さんはお父さんで、フラフラで、
最近よおこけとりますねん。
娘らがヨおしてくれるけど、
やっぱり最期は、迷惑かけられしませんやろ⁈
もう二人で施設入って、ポテチンって具合に、
そこで終わりたい思うとります。
こう仰って、子供さん達が、
ご両親に合いそうな施設を見つけてこられた。
そこで、ご両親と仲良しのタナカに、
施設在宅でも、主治医を続けてほしいと
お願いをされた。が、大人の事情もあって、
田中が主治医で居続けることは難しそうだ。
なので、ご家族に大切なことをお伝えした。
お母さんとお父さんの一番大切なリビングウィル。
それが、延命治療はいらない。入院もいらない。って、
シンプルなことなんですが、この事を施設在宅の、
相談員の方に、ちゃんと確認しておくようにお伝えした。
この『看取り』や『リビングウィル』に関することが、蔑ろにされ、
病院の病室を、施設に持ち込むだけの在宅医療が多くある、、、、
そうではなく、ご両親の昔からの願いにちゃんと向き合う在宅医療であってほしい。
今日もお一人お一人、
ゆっくりお話を伺ってきて、
やはり、ザイタクは不変だなって、思った。
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