今日は、ドリカムデビュー35周年の日。
僕らは、まだクリニックを始めて15年。
今日は、20年後の35周年を考えてみた。
僕は70歳。訪問診療くらいしか、
たぶん、できなくなってるだろう。
それでも、24時間365日のファーストコールは、
クリニックプライドとして何としても維持したい。
でも、、、もしかしたら、引退してるかも((笑))
となると、今20歳の息子が40歳。
そんでもって、彼がたなか会の理事長だ。
20年後、『ザイタク』医療は存在するだろうか?
息子はそのファーストコールに拘ってくれてるだろうか。
そこにある大切な意味を、学び、実践してくれてるだろうか。
どんなに医療が発展しても、
どんなにAIでビッグデータが完成しても、
生身の体温を感じあえる診療だけは、
きっと、何物にも代えがたいはず。
そして、一番苦しい時のファーストコール。
どんなに時代が変わっても、何者にも変わらず、
苦しむ患者さんの為に、存在していて欲しい。
先生、あんたがこうして来て、ここで、わしの話、
その調子で、うなずいて、聴いてもらえるだけで、
すーっと、楽になっていくんや。すまんなあ、、、
もうしばらく迷惑かけるが、もう少しでええんや。
最期までつきおうてえなあ。頼みます頼みます。
死を前にして、何度となく不安が襲う彼は、
若輩者の僕の目を見て、深々と頭を下げられた。
さあ鐘を鳴らせ。
一日ずつ一日ずつ、響かせて、いくしかないから。
良かったら聴いてください。
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