胃瘻か胃瘻じゃないか、しか、この世にはないと思っていたよ。

先生、9月中旬、だんじり祭り、

お義母さん連れて行っていいですよね?

お熱もなんとか下がってきたし、ね?

 

 

希望していない医療的な検査をせずに、

それでも上手にお薬を調整し、お嫁さんが、

腹臥位を頑張ってしてくれたおかげもあって、

症状コントロールが上手くいってきた。

 

こんな状態でも行くのか?と、

下がらない熱の症状を看ながら、

ちょっと心配になってたそうだ。

 

もちろん、オッケーです。

どちらか言うと、全力で、

だんじり参加してきてください!!

 

と、お伝えすると、さらに続きがあった。

 

 

 

先生、今回の熱発の事や、いよいよの可能性ある事、

お義母さんの人生会議をここにいるみんなでした事を、

いろいろあって12年も逢ってなかった長男と娘(妹)さんに

メールで伝えたら、あんなにも縁遠かったのに、、なんと、

このお家に逢いに来てくれることになって、丁度、

だんじり祭りの次の日、敬老の日に12年ぶりなんです。

 

岸和田の病院からこちらに引き取るにあたって、

胃瘻作ってもらったんやけど、なんだか、無駄に、

延命してる気がして、なんだかなああ、、って、

あの時は思ってたんです。でも、もしかして、

お義母さん、胃瘻してでも、長男と娘(妹)さんに、

逢いたかったのかもしれないって思えてきて。

 

お義母さん、12年逢ってなかった娘さんに、

逢いたい?って訊いたら、「うん」って頷くんです。

先生、だんじりも敬老の日も、命持たせてくださいね。

 

 

 

 

胃瘻か、胃瘻じゃないか。

そんな白か黒かみたいなことより、

もっと大切なことがあるんだなあ。

 

今日もザイタクには、素敵な学びがあった。

 

 

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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