先生、施設のみんなで、共に暮らしてきた仲間で、
傍に居て、手を擦って、チエちゃんって声かけたり、
『死』ってわかってないかもだけど、静かに穏やかに、
眠ってるって思ってるだけかもだけど、みんなお部屋を
心配そうに出たり入ったり、息が止まるのをじっと見守ってました。
大きく二回、息をして、目をもう一度見開いて、
そのまま静かに、そっと止まって。。。。。
ありがとうございました。
施設長と一緒に心臓の音を聴いて、もうそろそろ心臓も止まりますね。
って話しながら、最後の時間、施設の仲間とのご様子を教えて頂いた。
死亡診断を、確認させていただいた時間で記載して、
診断書を仕上げながら、施設の流れを教えてもらった。
祭壇をご用意され、お通夜、葬儀と、この施設のみんなが集まれるお部屋で、
彼女をお送りされるそうだ。その後、荼毘に付し、四十九日、暮らされたお部屋で
三度三度のお食事を提供しながら、お参りをして、その後、供養塔に永代供養。
下世話な話だが、亡くなった後の、お食事代もお部屋代も請求されない。
どうしてそのようなことをされているんですか?
施設で何十年も暮らされてきた彼女。
みんなの仲間で、コミュニティの一員。
こうやってお送りすることが、当たり前やと。
私は、そして、仲間はみんなそう思ってます。
だからこれからも、続けていきたいです。
今回、こうやって穏やかに彼女を送ることができ、
様々な身体の変化に先生が相談にのってくれたので、
私達は、安心して、見送ることが出来ました。
心から感謝申し上げます。先生、来週の勉強会も、
楽しみです。どうぞよろしくお願いしますね。
在宅医療に関わって、16年。初めての施設看取りだった。
この施設の素晴らしい取り組みに、心から敬意を払いたい。
大切な事を教えていただいた。ありがとうございます。
大切な方を、大切に見送る。その後の、供養も、
ちゃんと、コミュニティで、そして、仲間で行う。
この本来あった日本人らしい見送る文化。
この文化が障害者支援施設の中にちゃんとあった。

今日旅立たれたチエさん、決して忘れません。
世間の波に流されて変わっていく在宅医療を、
世間の波のせいにして変わってしまうタナカを、
それではあかんよって、ときどき遠くでしかって下さいね。
やっぱり、ザイタクは場所じゃない。マインドだ。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
良かったら、2つ共に、一日一回、
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