僕がアイシテル在宅医療は『リハビリテーション』

先生、あのね、ベッドの場所ね、

なんで、、変えたらアカンの?

先週、ヘルパーさんと変えてみたん。

怒ってるんでしょ、先生?

 

左の膝が突発的に痛くなる。

この左膝の腫脹・疼痛の原因は、

加齢による骨の変形によるものだ。

 

80歳台の彼女。日中独居でさみしがり屋。

日常生活動作自立、特に排泄の自立が、

「住み慣れた家で最後まで」を叶える鍵。

 

ベッドサイドにポータブルトイレを置いて、

左膝の状況をより安定するよう、

生活スタイルをコーディネートしている。

特にベッドとポータブルトイレの配置が、

重要となる。リハビリ関連職ならわかること。

 

老健短期入所やデイケアでのリハビリ等々で、

左膝の状態が随分安定し、痛みの事は忘れがち。

 

気分転換に部屋の模様替えをしたい彼女。

左膝に負担のかかるベッドとP-トイレの位置に、

力持ちのヘルパーさんと変えてしまった((笑))。

 

 

お電話ありがとうございます。

僕は全然怒ってないですよ((笑))。

ベッドの位置は、そっちでもええですよ。

頭の位置反対にしたらどうでしょう?

 

わあー先生、大好き!頭の位置反対なら、

左の膝大丈夫なんも、よくわかりました。

火曜日のヘルパーさんに言って、そうします。

 

 

 

在宅医療は、『暮らし』を支える医療。

診断して治療する。その形はもう過去だ。

僕がアイシテル在宅医療は『リハビリテーション』。

リハビリテーションは愛する『暮らし』を守ってくれる。

 

日曜日の夕方に鳴るお電話の内容が、

『リハビリテーション』のことって、

『暮らし』のことって、とても嬉しい。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

毎日読んでいただき感謝申し上げます。

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