桜の花びら散る度に。

彼女の無念の涙が目からいっぱい溢れていた。

今日、訪問すると明らかにその時が来ていた。

 

 

今日は、仲良しの訪問看護ステーションの訪問看護師さん達と、

『ザイタク』緩和ケアの取り組み方・向き合い方の勉強会だった。

 

こんなにも一生懸命な看護師さん達と『ザイタク』できること、

とってもとっても嬉しかったし、心から感謝の気持ちだった。

 

 

冒頭の同世代の彼女。3人の娘さんの母親。

彼女の『ザイタク』を献身的に支えたのは、

今日の勉強会でご一緒の訪問看護ステーション。

彼女と同世代の訪問看護師さん達と支えてきた。

 

いつもはクリニック訪問看護師とがん終末期の方の、

在宅緩和医療を展開し、高みを目指しているのだが、

 

今回16年目にして初めて、同じくらい、いや、それ以上に、

お互い切磋琢磨して、訪問看護ステーションの看護師さんと、

同世代の母である彼女の『ザイタク』をここまで支えてきた。

 

 

会が終わった後、いよいよが近い彼女の訪問に、

今日参加された訪問看護師さんが行ってくれた。

 

彼女のその時に、ご家族は涙しながらも、

ちゃんと向き合っておられた。と連絡が。

 

とても優しい看護師さんにご主人が、

 

もっと妻には生きていて欲しいけど、

こんなに痛いのも苦しむのも、、そろそろ、

終わりにしてあげたい。それも良いのかな。

 

と、苦しい胸の内を打ち明けられたそうだ。

 

 

ザイタクは、訪問看護師さんに支えられている。

 

目にいっぱいの涙を浮かべた彼女は、いつも、

訪問看護師の○○さんはとっても優しいんです。

そう話されておられた。今はもう言葉は、、、。

彼女に代わって心から感謝の気持ちを伝えたい。

 

 

ザイタクは、本当に苦しい。だけど、優しい。

患者さんとご家族の支えなのは訪問看護師さん。

 

 

残していく娘さんのお名前は、さくらちゃん。

今日はこの歌です。良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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