さもなくば誰がやる~リハビリで地域を繋げよう~

リハビリテーションって、生活再建だ。

暮らしを支える在宅医療は、リハビリが一番大切だ。

 

だけど、残念なことに、、

日本の在宅医療の世界では、

後回しになることが多い。

 

それは、なぜか。

医療保険点数の仕組みに問題がある。

 

リハビリテーションは出来高払い。

包括されると、途端に省略される。

終わりに近づけば近づくほど、、、

 

リハビリ関連職は、この事に薄々気が付いている。

就職先は、回復期リハビリか自費リハビリだった。

 

 

時代は変わりつつある。急性期と家。時々入院ほぼお家。

こんな時代に、突入してきた。出来高ではないところに、

価値を生み出せるリハビリが、主流となる時代到来。

 

デイケアや訪問リハビリの挑戦者が

新リハビリ時代の在宅医療をリードするだろう。

 

 

 

今日は入院患者さんの退院前共同指導。

簡単に言うと退院前のカンファレンス。

病院療法士とデイケア療法士のリハビリ職同士の申し送り。

ここには、専門職同士のプライドのぶつかり合いと言っても良いほど、

熱いディスカッション。お家に帰ってからの移乗に関する身体機能の確認と切磋琢磨。

傍で聴いてる元リハビリ医の僕も、ゾクゾクワクワク((笑))。

 

そのカンファレンス後、

試験外泊に出かけられるとの事で、

そのまま、お家まで付いて行ってみた。

もちろん、ケアマネージャーさんと、

熱いデイケア理学療法士さんと。

 

お家には用意された介助用リフト。

奥様の使用状況を確認したけれど、、、

奥様はとっても上手にリフトを使われていたけれど、、

ご一緒した理学療法士さん。とっても熱い方。

ベッド→車椅子。車椅子→ベッド。の移乗訓練を。

 

病院では二人介助の移乗も、軽介助だった。

声掛けや介助方法、ホンマ素晴らしかった。

 

サイコロジカルヴィクトリーだらけの空間に、

奥さんとケアマネさんと一緒に涙が出そうになった。

 

半年前、脳梗塞になった時、死にたいと話されていた彼の目に、

火がともった瞬間だった。さあ、ザイタクリハビリを始めよう。

 

今日も素晴らしいリハビリマインドを見せて頂いた。

そこにはビジネスなんて要らない。マインドで勝負しよう。

 

常識外れが変えてくんだ

背中に集まる希望を信じて

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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