正しさを主張するだけじゃ「答」じゃないんだ。

僕なりにノンビリと外来を再開し、

昔の感覚が蘇ってきてだんだんと、

外来での会話が楽しくなってきた。

 

外来においても、その患者さんが、

大切に想ったり、していることを、

話してもらえるように聴いている。

 

 

今日は患者さんの母の妹さんのお話しに。

100歳手前のその方は、今まで、気丈に、

自分のことは自分でされ暮らされていた。

病気とはご縁が無くかかりつけ医も無し。

 

 

そんなある日、家で転倒され、骨折受傷。

高齢者によくある大腿骨頚部骨折で入院。

手術は上手くいったが、リハビリ転院が、

空床が無くタイミングが遅れ一ヵ月待機。

 

 

入院という非日常世界で待つデメリットは、

手術で得られるメリットを遥かに超えた、、

『コミュニティ』から離れるという悲劇。

彼女は認知機能障害が進み、療養病院へ。

 

「骨折後回復期リハビリ病院でリハビリをする」

 

この一見、正義と思えるようなリハビリ待機は、

時に、悪魔の選択と成り得る事を知って欲しい。

 

 

こんな話を、ゆっくりとしている僕の外来は、

予約制で午前中だけで5人くらいだ((笑))。

僕の診察を受けなくても、待合室が広いので、

ゆっくりお茶とおしゃべりに来てくれてもいい。

 

と言うわけで、今日は、

天使と悪魔な気分だった。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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