残ったものは、草臥れた約束。「もう2年か、、、」。

畑をしながら一人暮らしをしていた。

年齢も男性の平均年齢を越え、90歳。

 

 

そんな彼、市中の急性期病院に一人通院。

いつものようにお薬をもらい、病院通い。

 

 

ある日、尿路感染症で高熱。救急搬送。

オシッコの管が入り、いつの間にやら、

敗血症。ショック状態意識レベル低下。

気付けば、集中治療室での治療となり、

急性期病院での入院期間が長くなって、

医療依存度も高いままに介護医療院へ。

 

 

介護医療院では医療的ケアが優先され、

敗血症を繰り返し、病院を行き来する。

病状が安定してきたところで、結局、

このあたりで、介護老人保健施設へ。

 

介護老人保健施設の位置づけは、

急性期病院と在宅の中間施設だ。

リハビリして在宅復帰を目指す。

のはずなんだけれども、、、、、

急性期病院の集中治療室やら、

介護医療院やらアチコチ通ると、

彼の『暮らし』の場の面影が無い。

 

 

暮らした家から離れ、もう2年が過ぎていた、、、

 

お父さん、今ここ老健やねんけど、

そろそろ家、帰りたいと思うわん?

もう2年経ってしもたで、どうや?

 

もう2年か、、、そうか、、、、

家、帰りたいなあ、、、、、、、

家で、歩けると思うんや、わし、

 

 

やっぱり、『ザイタク』は、知られていない。

「もう2年か、、、」悲しそうに言った彼の無念。

ここからの『ザイタク』挑戦で一緒に晴らしていこう。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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