口ずさもう彼方へ向けて。君の夢よ叶えと願う。

手術までの妻の急激な展開は昨日までのブログに、

書いてきたのだが、六月に入った経過を書こうと、

パソコンに向かったが一文字も浮かばず進まない。

 

三ヵ月の書籍化の間になんとか書ける様にしたい。

 

 

まだまだ不安定な気持ちで、今朝はリカバリーに。

祖父母の墓に手を合わし、墓地の空きを見てきた。

 

 

 

田中の家の墓をどうするか、妻の最後の二週間に、

息子、娘も交えて話しをした。まさに終活だった。

 

その日は処方した医療用麻薬の調整が上手くいき、

痛みが和らぎ少しは穏やかな気持ちになっていた。

 

 

私ね、お墓要らんねん。アンタどう思う?

 

親父らの墓いろいろあって永代供養やし、

そやけど、宝塚の祖父母の墓のおかげで、

俺は、ことある毎に、救われてきたから、

手を合す場所、作りたいと思うねんけど。

 

マミー、コッタンな、これから先きっと、

医者になって結婚して子供出来てからも、

いろんなことあってな、、話したいこと、

出てくる思うねんな。その時にな、お墓、

ちゃんと有ったらな、話しに行けるやろ。

俺は田中家のお墓やっぱ欲しいねんけど。

 

マミー、リコもね、コッタンと同じ気持ち。

お墓にお花持って行ってお話ししたいから。

 

 

 

息子と娘の言葉を、妻は黙って聞いていた。

少し涙ぐみながら、横になって目を閉じた。

「わかった」って小さく聞こえた気がした。

 

 

あの日の終活の話し合いを思い出しながら、

祖父母の墓の近くの空いている墓地を見た。

 

そこから遠く拡がって見える宝塚の街並み。

その中に、自宅のマンションが良く見えた。

 

ここならいつも見守れるな。俺が入っても。

独り言ぶつくさ言いながら三田へ向かった。

 

 

今日は寄らなかったけど、

その途中にかなた農園がある。

 

口ずさもう彼方へ向けて。

君の夢よ叶えと願う。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

 

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