食事時の座位を考える。
日常生活の中で、いちばん大切な座位は、食事の時だ。
ベッドギャッジアップでの座位は実は難しい。
なぜなら、体幹が保持できていないからだ。
体幹の保持ができないと、首が安定しない。
つまり嚥下が難しくなる。
入院中とかのベッド上での食事をみるといつも心配になる。
食事の時、手っ取り早く座るには、車椅子が良い。
体幹の保持が、車椅子の場合、しやすいからだ。
ただひとつ、食事時における欠点もある。
車椅子は、移動を目的に作られているので、後傾している。
簡単に言うと、ふんぞり返って食事をするイメージだ。
誤嚥のリスクも高まってしまう。
この応急方法として、
足を地面につけることと、
背部にクッションを入れることで、
座位のポジションが改善できる。
可能なら、車椅子の前に足台をおき、
背部のクッションを考えて欲しい。
座位。
しっかり観察して、しっかり対応していきたい。
詳しくは、タナカまでご相談ください。
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