ACPの第一歩

アドバンスドケアプランニング(ACP)の勉強は、毎日だ。

 

長尾先生のブログでご紹介のあったALSで療養中の竹田主子先生の講演記録を読んだ。

彼女の素晴らしさに感動した。非常に勉強になった。

ありがとうございます。

 

ACPの展開は、ザイタク医療の現場にとどまらず、

医療においては、日々の取り組みそのものだと思う。

 

タナカは、お家に帰ってこられた患者さんたちと、

ACPを日々考え、学んでいる。

 

それぞれの患者さんに

それぞれの価値観があり、

それぞれの生きてきた歴史があり、

それぞれの病状や治療もあり、

それぞれの家族がいて、

それぞれの空間で暮らされている。

 

そこから展開されるACPは、一つとして同じはない。

 

このACPを、患者さんや患者さんのご家族と

時間をかけて話し、一緒に考えていくことは、

ザイタク医療の重要な作業であるとともに、

楽しい時間である。

 

今日は、ピンコロ劇団や在宅医療助成のスポンサーの

勇美記念財団(オートバックス)の話にまで、広がった。

ご病気を発症されるまで、オートバックスに勤務されておられ、

オートバックス創業当時をご存知だとのこと。

財団の勇さんの話まで、飛び出した。

 

こんな感じのライフヒストリーを聞かせてもらえるのは、

タナカも楽しいし、患者さんも元気が出てきている、気がする。

 

ACPって、カタカナで英語で、とっつきにくいけど、

患者さんに人生を語ってもらうだけでも、ACPの第一歩だと思う。

 

勇美記念財団の7月4日に開催される財団設立20周年記念事業

その中で、予定の寸劇 ピンコロ4、是非一緒にいきましょう!!!

と、今日の患者さんに話してきました。

 

 

 

 

 

 

 

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