肺がんの在宅看取りは、
地域医療では、難しいとされている。
が、
ご本人の意思次第で、
ご家族の覚悟次第で、
そして、緩和次第で、
ザイタクでの笑顔の暮らしも、
手に入る。
帰るまでには、
すったもんだがあったけれども、
帰ったお家で、最期の時まで、
大好きな冷えた『スイカ』を食べて、
ご家族に囲まれて旅立たれた。
ザイタクの期間はたとえ短くても、
そこには、平穏に旅立たれたご本人への家族愛があふれていた。
一方で、
ご本人の意思があり、
ご家族も一生懸命で、
そして、緩和もうまくいっているのに、
ザイタクでの笑顔の暮らしを、
諦めた方もある。
入院されて三日目に病院で、旅立たれた。
入院直前に、せんせい、ありがとうな、、、
と話された彼の笑顔が、胸に刺さる。
ザイタクの期間はどんなに長くても、
そこには、疲れ切ってしまったご本人とご家族の苦しみが残っている。
正しいことを正しいと言うだけでは、
ザイタク医療は、患者さんの救いの手にはならない。
どうすれば、
ザイタク医療の先の楽しい人生を手にしてもらえるか、
その方法を、必死に探そうと、
決意を新たにしている日曜日。
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