目の前の優しさより、本気で向き合いたい。

その言葉は、誰のため?

その沈黙は、誰のため?

その治療は、誰のため?

その訪問は、誰のため?

 

患者さんのため?

自分自身のため?

 

医療のため?

介護のため?

自分の生活のため?

患者さんの生活のため?

 

毎日、自問自答し、

いまだに答えが出ない毎日だ。

 

さらに、付け加えると、

タナカなんて、

大した医者じゃないので、

泥臭く、地に這いつくばって、

それでも、思い上がった勘違いの自尊心があって、

それでも、患者さんのために、

なんて、綺麗事を並べ語って、

死にものぐるいで、

自分なりに、必死に、

診療に向き合っている。

 

 

今日も、コレで良かった、

なんて合格点をやれるわけはないんだが、

「オマエ、本気か?」の問いにだけは、

しっかりと、答えられる。

 

「オレは、いつだって、本気や。

本気やないなら医者はもうとっくにやめてるよ」

 

今日も、本気で、ガチンコで、

ザイタク緩和に取り組んできた。

 

死を前にした患者さん達も、

必死に戦い、そして、生きていた。

 

 

 

玉手箱研究会ライブ配信まで、あと33日。

ピンコロ4劇『非開始と中止』まで、あと66日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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