肺がん末期だった祖母のイチゴ。
大動脈解離のおじいさんの梅のシロップジュース。
食道瘻(PTEG)があってもマグロの握りを食べたいおじいさん。
大腸がんのおばあさんがワタシと一緒に食べていけというミカン。
超高齢のおばあさんがきまって用意している干し芋。
食道癌末期のおじいさんが最期までずっと食べていたガリガリ君。
ALSで座位もままならないおっちゃんとの焼き肉宴会。
乳がん末期のお母さんが息子の結婚式で食べたウェディングケーキ。
膵臓がんの若いお母さんが家族で楽しむコーヒータイム。
神経難病の妻にいつも甲斐甲斐しく手料理を用意するご夫婦。
老衰のおばあさんが旅立つ数時間前に食べたプリン。
家族みんなが大好きなぶどうを食べている時ぶどうの果汁を飲んだ直後に旅立つお父さん。
スキルス胃がんの女性が小さな娘と食べるハッピーセット。
まだまだ、、、、、ある。
『食べること』への挑戦は、
生きることへの挑戦。
その挑戦こそが、希望の光だ。
そして、この挑戦には、
愛のあるチームが必要だ。
昔、日野原重明先生が、
褥瘡ケアは、チームの愛が試されている。
というお話をされていたのを思い出す。
今、僕はこう思う。
『食べること』への挑戦は、チームの愛が試されている。
みんなで最期まで美味しいものを食べたいな。
玉手箱研究会ライブ配信まで、あと27日。
ピンコロ4劇『非開始と中止』まで、あと60日。
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