昨日のブログで、
少し書いたが、
中退した大学院、
学んでいたのは、『医療統計学』
医療情報とは、なんぞや?!
その数値化ってなんや?!
統計を使って分析するぞ?!
そんな学問(笑)。
さて、この話を少し。
医療は、
介護は、
いつも局面局面をチームで打開していく。
その積み重ねが重要だ。
チームで局面を打開していく時、
その中心でもっとも大切なこと、
それは、情報共有だ。
ココで言う、情報。
医療の場合は、医療情報と言う。
医療情報って、どんなんがある?!
これが大学院の授業で、最初の質問だった。
そして、ほとんどの時間が、この学びにあてられた。
血圧、脈拍、酸素飽和度、血糖値、血液検査データ、、、、、、。
最初の講義で、
こう答える医師3年目だったタナカに、
教授はこう話した。
え~っと、まずは、タナカ君、
普通の人間らしい生活、してみよか!
医者バカになってるし、生活が先やな。
そうだな~タナカ君、
普通の生活、って、
やったことあんの?!
この意味、わかる?
朝起きて、おトイレして、朝食を取って、
身繕いして、大学院に行って、
勉強して、昼食取って、多少の運動して、
帰る。お風呂に入る。夕食取る。
ゆっくりとお布団に入る。寝る。
そして、大学院での勉強は、
机の掃除のみ(笑)。
大学院の机に付く前にかならず、
机の上を濡れた雑巾を絞って拭く。
帰りには、机の周りの掃除をして、
机の上には何も置かず、整理整頓、
ゴミ箱のゴミを空にして帰る。
掃除もロクにできひんのに、
医療情報は扱えません!と来た(笑)。
確かに医者バカなタナカは、
掃除もロクに出来やしない、、、。
毎日、掃除をやってみた。
それをまず、3ヶ月やってみて。
普通の人間らしく暮らしてみて。
医療情報の質問、それからにするわ。
そうして、講義なんてのは、
最初の4月の講義だけで、
あとは、毎日、毎日、家と大学院の行き来をして、
医者バカになってるカチコチ頭を、ストレッチ!!!
大学院来る⇔掃除をする⇔家に帰る、のみ!!!
次に講義があったのは夏休み前。
医療情報、そう、つまり、
生活の中にある情報って、
どんなんがあった?!
教授に聞かれ、ホワイトボードに列挙した。
食べる量、食事内容、睡眠時間、就寝時間、起床時間、
笑う回数、イライラの回数、読書量、排尿排便の回数から性状、リズム、
人間関係、恋人のこと、ゴミの量、天気、家族のこと、、、、、、
ときに、人生観、死生観、生き様、死に様、、、、、、
まだまだ、ホワイトボードに上がっていった。
さて、医療介護情報の、
数値化が議論の途中だ。
医療介護情報ってのは、
哲学が大切だ。奥が深い。
新鮮さや、多様性や、生活感や、、、、、まだまだ、あるぞ。
医療介護情報ってのは、
数値化議論の前に、
哲学が大切だ。奥が深い。
そして、それを探求し続けるには、愛が必要だ。
ボクらの場合は、そう、ザイタク愛!
ここを、しつこく、みんなで学ぶ必要がある。
ザイタクには、チームが絶対必要で、
チームには、情報共有が重要で、
情報には、哲学が大切だ。
一緒に学ぼう。まだ、始まったばかりだ。
だから、ザイタクはやめられない。楽しいの連続。
情報には、哲学が大切だ。
ツノさん、こんな感じはどうですか?!(笑)
今日は、このあたりで、また明日。
ブログランキング参加中です。クリックよろしくお願いします。
たなかホームケアクリニックYOUTUBEチャンネル登録よろしくお願いします。
ドキュメンタリー映画『けったいな町医者』関西地区ロードショーは、絶賛公開中!!!
映画『痛くない死に方』関西地方公開は、絶賛公開中!!!
皆さん是非是非、劇場で!よろしくお願いします!