『麻薬』と『緩和』

今日は

『麻薬』と『緩和』の言葉が嫌って、

耳にした。

 

 

がんで、ターミナルステージの患者さん。

まだまだ生きる希望を持っておられる。

 

麻薬って言葉じゃなかったら、

先生の言う通り、

そのお薬飲んでもいいんだけど、

麻薬って、聞いただけで、

ワタシもう駄目なのかって思っちゃうから、

飲みたくないの、、、

 

 

緩和って言葉じゃなかったら、

先生の言う通り、

もうとっくに在宅緩和にしてたわよ、

緩和って、聞いただけで、

ワタシの人生、もう最期なのかって思ってたから、

先生に逢うのを遠ざけてたの。。。

 

こんな話なら、もっと早くに聞いとけばよかった、、、

 

 

 

今日一日で、お二人から、

同じような言葉を頂いた。

 

今までのボクだったら、共感の前に、

そうですね。と言ってしまうところを、

今日のタナカは上出来だった。

 

 

 

そういうふうに思ったんですね。

苦しかったですね。お話してくれてありがとう。

 

 

なぜか、すーっと、こう話してる自分がいて、

後で、帰りの車中で、うちの保健師に、

今日の診察いつも以上に良かったと、

お褒めの言葉を頂いて、ちょっと調子に乗ってます(笑)。

 

共感することって、大変だけど、

すごく大切なことなんですね。

 

 

昨日、教えていただいたアーティスト、

安藤裕子さんの詩。

これがあまりにも素晴らしい。

よかったら聴いてください。

 

 

 

皆さん、いつも教えていただき、

今日も、ありがとうございました。

 

 

 

 


ブログランキング参加中です。クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

たなかホームケアクリニックYOUTUBEチャンネル登録よろしくお願いします。