センセ、私ね、先生を始める時ね、
ホントもうこの世の終わりや思うててん。
だって、在宅医療って、、、なんかネ、、、
はっきり言っていい?
死ぬときのことを考えて、、って、
言われてるみたいで。
だから、嫌やったん。
そう、やっぱりホントに
そんなこと考えたくないでしょ。
今はどうですか?タナカと付き合ってみて。
初め先生見た時、びっくりしたけど、
全然、その最期の時のことなんて、関係なく、
旅行どこ行きます?とか、
ノルディックウォーキングしてみます?とか、
掃除や洗濯とか家事もサボらんとしろ!とか、
ふつうのコトを普通に言ってくれるから、
全然、想像とちゃうかったの。
失礼なことに、勝手に死神が来るみたいに思ってたの。
こんなんやったら、化学療法通ってる頃から、
先生とお付き合いしてれば良かったわ。
今、こうして一緒に歩いてても、楽しいですよね?
なんかネ、気持ちが明るく前向きになれるのよ。
ホント、在宅医療は、こんな感じなのね、
全然知らなかったわ。
ノルディックウォーキングしながらの会話は、こんな感じだ。
ザイタクにおける大切なことは、
患者さんの覚悟なんかより、
僕らが、その人の暮らしに興味を持てるかどうか、である。
つまり、僕たち医療者側の問題の方が大きいように感じている。
もちろん、ザイタク医療は市民さんと作り上げるもの。
それでも、医療者側への働きかけも継続していこうと思っている。
毎日のブログは、本当に自分自身が楽しい。
そうそう、昨日は、場所探しに奔走していた。
老健時代の家族介護教室を思い出していた。
この話はいつかこのブログに書いてみたい。
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