親の介護が始まる頃、よく出る話がある。
近くに住む息子は、何かと関わりが必要で、
遠くに住む息子は、何かとおダテが必要で、、、
親になにかあった時、
近くに住む息子には、無理難題を言いつける親。
遠くに住む息子の電話には、何事もなかったように振る舞う親。
今日は、親父が年末の恒例行事、、、、
おまわりさんに、ご近所から通報があり、
酔っ払って道端で寝ていると、、、、
もちろん、近くに住む息子は、安否確認に駆けつける。
そして、親父は一言「なにしにきとんねん、お前は?」
そして、遠くに住む息子には「タクシーで帰っていつも通りや。」
ますます近くと遠くはすれ違う。
親父と忘年会をしていたご友人に、
ご報告と今後の連絡先を再確認。
すると、ご友人たちはこうだ。
「親父さん、大事にしてやってや。
アンタは厳しいことばっか言って俺らの間ではワルモンやで。
ホンマ顔を実家に出さん。そんなんじゃあ、アカンで。
遠くに住む息子は優しいけど、近くに住む息子はアカン。
もっと、大事な親父さんなんやから優ししたってや。」
早朝、いつも実家に駆けつける近くに住む息子は、
親父が酔っ払い何度もおまわりさんのお世話になったことや、
母が生前泣いて何度も電話してきて実家に駆けつけてたことなんかを
思い出しながら、、、、
3人の親父のご友人に電話して、
近くに住む息子の厳しさと遠くに住む息子の優しさについて、
お叱りを受けた年の暮れ、30日。
今日も感謝、謙虚、笑顔でがんばります。
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