お孫さんの自慢話を聞くのが、とっても楽しみです。
なぜなら・・・一番の笑顔で話されるからです。
「センセイ、ひとつだけ、孫の自慢、聞いて下さる?」
ハイ、聞きます。ひとつと言わずいくつでも、聞かせてほしいです。
その自慢話に驚いたり感動したり・・・心があたたかくなって、みんな笑顔になる時間です。
でも、実は、そこから、もっと感動的なお話が始まりました。
「その孫がね、小さいときに神社にお参りに行ったとき、
おばあちゃんが死にませんように・・・ってお祈りしたのよ。
そのときは、病気になる前でびっくりしたんですけど、子どもってすごいな~って。」
「お正月に来たときは、その孫は泣いていました。」
「でも、今は学校で忙しいからね。そっちが優先です。」
お孫さんへの愛おしい気持ちが伝わってきます。
部屋に飾ってある写真の中のお孫さん、
「おばあちゃんが死にませんように・・・」
きっと、大好きな大好きなおばあちゃんのこと、今も毎日お祈りされているでしょう。