その介護には歴史がある。
その車椅子には歴史がある。
その場所のベッドには歴史がある。
褥瘡の処置方法にだって歴史がある。
そして、そこで暮らす家族にも歴史がある。
主語を間違えるな。
車椅子やベッドに代表される
福祉用具の入れ替えには神経を使う。
その道具一つの入れ替えでさえ、
ザイタクが劇的に変化することを
知ってはいるものの、その行為が
全てを狂わせることが大にしてある。
だから、歴史にリスペクトを忘れるな。
今日、チルト機構のある車椅子を試していただいた。
主介護者のお父さんと、全集中の集中で取り組んでみた。
うまくいってくれることを祈るばかり。
その新しい車椅子に座ったお母さんは笑顔だった。
たかが車椅子、されど車椅子。
こんなザイタクがスタンダードになる日々を
毎日夢見て、必死に追いかけている。
今日は、この曲が無性に聴きたくなった。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
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