こんなコロナ禍でも、
ちゃんとザイタクは存在する。
今日、必死にお家に帰ってこられた。
ご本人もご家族と久しぶりの再会だ。
センセんとこな、近いから選んだんや。
ひとしきり痛みとかお腹とか診察しながらお話を伺う。
彼の人生の歴史をぽつりぽつり。
大切な息子さんのことを伺う。
15分くらい話を二人きりでさせていただけた。
安楽死がええねんけど、
それが叶わへんなら自然がええわ。
もちろん、大丈夫ですよ。
もういっぺんグランドゴルフもしましょ！
先生！アンタの顔見て
なんだかやっと元気出てきたわ、ありがとな。
たった15分の会話だったが、
彼が歩んでこられた人生の大切な部分を
少し話していただけた。
タナカはそれを聞いていただけなのだが、
そう言っていただけた。嬉しかった。
あとで、うちの看護師きますから、
退院祝い兼ねて、お風呂しましょ！
それはありがたいなあ、、風呂上がりに乾杯やな。
その暮らしも、『その人らしさ』で、まだまだやれる。
ボクらはそれを支えたくて、ここにいる。
お家での暮らしを安易にあきらめてほしくない。
こんなコロナ禍で、いや、それもボクらの言い訳だな、、、
本当のザイタクのことが伝わりにくくなっている。
ハッキリ言って悔しい気持ちだ。
ボクらのチャレンジが全然足りていないからだ。
なにやってんだ？？？？、って気分だ。
こんなコロナ禍の今日だって、
ザイタクはやっぱり素敵だった。
それは患者さんとご家族のおかげ。
今日だって必死にタナカに辿り着いていただけた。
まだまだボクらは休んでる場合じゃない。
ボクらはこれが仕事なんだ。
これで飯を食っている。
もっと本気で支えよう。
コロナ禍で失墜した医療者への信頼は、
自らの手で取り戻すしかない。
もっともっと厳しくいかなきゃ。
帰りに奥さんに、センセとこのパンフレット
友達やご近所に配っておくって言っていただけた。
新事務所のチラシ作って、早く配り歩きに行かなきゃ。。。。。（（笑））
金メダルをとった平野歩夢選手のトリプルコークへのチャレンジを見て
ボクらのザイタクへのチャレンジも、もっともっとしなければと思った。
新事務所のテーマカラーは、ナイトブルー。
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