介護って、苦しいばっかで、
楽しいわけないですやん。
先生は医者やから、
そんなこと実際にやってへんし、
わかってへんのですわ。
昔、丹波篠山の仲良しのデイの介護福祉士のリーダーに
そう言われたことが、ずーっと頭から離れなかった。
介護って楽しいはずやと言うタナカは
何も知らんお坊ちゃんやなあと、言われてから、
もう、あっという間に20年近く過ぎた。
彼の言った、介護は苦しい。
に、どうしても抗いたくて
ボクらは今日がある。
介護は楽しい、そして、やっぱり優しい。
センセ、私ね、パパに一日でも長く生きててほしいんです。
一日でも、一時間でも、一秒でも、一緒に居て、生きててほしいんです。
だから、こうして看護師さんが来て、先生が来て、
いろいろやってみてくださるのをみて、
介護も学びたいし、そして、楽しいんです。
パパがすごく笑顔になってくれて、ワタシすごく嬉しいんです。
今日もやっぱり、ザイタクは素敵だった。
介護は、楽しい、そして、優しい。
介護は、学ぶこと、そして、愛すること。
そんな風に感じられた一日だった。
『花束のかわりにメロディーを』
『花束のかわりにザイタク介護を』
そんな気持ちになった。
大好きな清水翔太さんの歌。
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