母にも共に人生を歩んでいただけた親友がいた。
あの日あの時、もう2週間前に、僕に連絡があったなら、
あんな惨状を目にすることはなかったと1年毎日後悔の日々。
そんな辛い苦しい一年の中に在って、
いつも僕を救ってくれるのは、大切な仲間たちだ。
一昨日だって、昨日だって、今朝だって、さっきだって、
あちこちから、一人じゃない、そばにいるから、
大丈夫だよって、メールや電話をしてくれる。
あの日、孤独に一人で、旅立った母を想うと胸が張り裂けそうになる。
でも、そんな毎日の一年の中にあって、母の親友が、
今日、僕のクリニックにお手紙を送ってくれた。
母宛と僕宛の2通だ。
母宛の書き出しはこうだ。
タコちゃん(友子さん)へ
半世紀以上親しく付き合ってくれて
ありがとうございました。
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タコちゃんが亡くなられた日が私の誕生日。
今年後期高齢者になりました。そちらに行くまでは
貴女のこと忘れません。じゃ~ね。ノンより。
僕宛の手紙には、
母のことを思い出しながら、終活しながら、
昔の一緒に写った写真を眺めたりしていることが書いてある。
また、僕のYOUTUBEやブログで、
人生会議、尊厳死、平穏死、自然死を課題に挙げて
ご主人の介護をしながら、学んでおられるそうだ。
そして、最後にこうお手紙が結んであった。
『人は思い出してもらえている間はその人は生きているのだ』と。
友子さんのことを思い出す人はいっぱいいますね。
母にもこんな素敵な親友がいたことを知り、
涙が溢れて、今日は朝から仕事が手につかない。
今日の夕方、尊厳死協会関西支部の理事会が開催される。
この大切な母の命日に、関西支部の理事に任命いただけるとのこと。
大切な人の尊厳を守るために、全力で活動していきたいと思っている。
今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
今日は、共に生きた親友が母にもいたことを知り、
命日やけど、理事就任やし、『祝福』を聴いている。
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