『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く』

マラソン金メダリストの高橋尚子さんが、

高校時代に恩師から送られた言葉だそうだ。

 

 

地域医療の崩壊が叫ばれて久しい。

記憶にあるのは、北海道夕張の地域医療崩壊。

2000年頃からそこに向き合い、さらに、

老健を使い地域医療再生に挑戦されたのが、

有名な村上智彦先生だ。

 

兵庫県内で当時一番地域医療崩壊しつつあった丹波圏域(丹波市と丹波篠山市)に、

僕はそれに憧れ真似て、ささやま老健に2006年~2009年勤め、地域医療崩壊を学んだ。

 

 

今、僕の開業するこの地、阪神北圏域も、

15年前の丹波圏域同様、徐々に高齢化の波が来ている。

言葉を選ばずに言うと、実は今、地域医療崩壊の様相だ。

そんな中、済生会兵庫県病院と三田市民病院の合併があり、

圏域行政は、専門医療の確保に、必死な状況。

専門医療の確保は、間違いなく必須ではあるが、

それだけでは、地域医療崩壊の解決にはならない。

 

僕の中にある答えは、ただひとつ。

地域に根を深く深く生やせ。だ。

 

僕は今『深く深く根を伸ばす』ことに奔走している。

 

そして、いつかこんな花を咲かせたい。

良かったら聴いてください。

 

 

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