二十歳の背中。

親父死んだんな、きっと、そろそろな、

俺もな、一人前になったからやと思うねん。

俺のことな心配要らんって親父思ったんやで、きっと。

お前もな、俺のほうが先、死ぬんやし、

俺もいつ死ぬかわからんねんから、はよ、

一人でやっていけるよう一生懸命勉強してな、

新しい友達も作ってな、新学期、がんばれよ。

 

今朝、車で息子を駅まで送る時に、少し親父の話をした。

息子の良いところは、僕と違って、穏やかに話を聴くところ。

 

そやな、親父も俺より先に死ぬやろうし、

親父死んでもやってけるようしっかり勉強するわ。

 

そう言って、車から降りる息子の背中は

いよいよ二十歳になる青年の背中に見えた。

 

 

 

それでも、もう少し、僕も背中を見せつけて

彼の壁になれるよう、努力を続けたい。

 

さあ、新学期。さあ、新ステージ。

学びを止めるな。歩みを止めるな。

これで行こう!!!

 

車で息子を駅まで送った道中、

ラジオからこの曲が流れてた。

良かったら聴いてください。

 

 

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