自分たちの『死』、そして、自分たちの『暮らし』を ぜひとも医療者から取り戻してほしい。

日本尊厳死協会関西支部 関西リビングウィル研究会が

ここ三田の当医療法人の『ザイタクなんでも相談所』研修ルームで開催された。

 

その中で、核心を突く大切な質問が一つあった。

 

今回の研修会、日本『尊厳死』協会の会とあるので、

もっとお硬いお話かと思った。

『死』ということをテーマに

法律や何やのお話ではないんですね。

 

 

今、この国では、誤解を恐れずに言うと、

『死』がなぜか、医療者のものになっている。

確かに、法律上、人の『死』の認定は、

医師の書く『死亡診断書』や『死体検案書』に依るが、

そもそも『死』は、医者のものでもなんでもない。

しかも、日本尊厳『死』協会の扱うテーマは、

どこまでいっても、尊厳『暮らし』なんだ。

 

『死』のお話を今後、深めていく上で、

そして大切な『暮らし』『人生』を考える上で、

誰が主語なのか、今一度、考えてみてほしい。

 

これが、日本尊厳死協会が一番取り組むテーマ、

そう『リビングウィル』なんだ!!!

 

今、世界では、安楽死容認の動きが大きくなっている。

僕らの国でも、その議論は避けては通れない。 が、

僕らが、まずやらなければいけないことは、

自分たちの『死』、そして、自分たちの『暮らし』

ぜひとも医療者から取り戻すことからだ。

 

そして、自分の頭で考え、仲間と語り合おう。

 

自ずと、自分の『暮らし』『人生』

そして大切な『死』が見えてくる。

 

 

ケアエールは、そんな『暮らし』を取り戻すツールになると

今回のお二人の先生 韓承娥さんと遠藤祐子さんのご講演を聴き、確信した。

 

 

 

 

 

この道を行こう。僕らはきっと大丈夫。必ず取り戻せる。

素敵な仲間がたくさんいる。心から『ありがとう』。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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