こんな素敵なトモダチザイタクに
関わらせていただけたのは初めてだ。
ご本人を囲んで、10人以上。
親戚や両親といったご家族だけでなく、
ひっきりなしにご友人がお土産話をもって、
お顔をみて声をかけにやってくる。
最後の時間は大切だ。
旅立つのは一人だ。
だから、その時が近くなると
誰でも寂しさが増すと言われている。
だから、もちろん、ご家族にもだが、
ご友人らに想い出話をたくさんするよう伝える。
医療用麻薬とかで、症状緩和が出来ていて
お休みになっている時間でも、耳は聴こえている。
耳で周囲を感じ取っておられる。
最後は笑って逝きたいのって彼女は話されていた。
涙を流すのも大切だが、ワイワイ思い出話しや
みんなの自慢話やお土産話で、盛り上がってほしい。
こんなブログを書いてたら、
湿っぽい時間になってきたって、
トモダチザイタクの親友らから電話があった。
あと少しだ。
皆さんならちゃんと笑顔で送ってあげれるよ。
彼女らを、そう一生懸命に励まして、
医療者である僕がその場から少し距離を取るよう
必死に、我慢してみている。
リビングウィルなんてのは、医療者が語れるものではない。
皆さんの冥土の土産話の中にあるものが、何よりも大切だ。
また電話があった。そろそろ行ってこよう。
良かったら聴いてください。
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