リカバリーで、大好きな温泉と大阪城を満喫した午後。
親友から電話があって、『ザイタク』医療の話をした。
『ザイタク医療』は双方向の医療。
患者や市民が倶に学びを進めるだけでなく、
医療者も患者の声を聴く努力や学びが必要だ。
今、僕の頭の中にある患者と病院の医者のことを聴いてもらった。
不治の病をして藁にも縋る気持ちで、彼女は、
医者の提示されるままにありとあらゆる治療に臨んでいた。
そんな時、彼女は自分をコンビニのおにぎりに例えた。
その気持ちを深く察し、自分自身の人生に向かわせたのは、
彼女の場合は、苦楽を倶にした親友だった。
もう化学療法は良いんじゃない?家にいたって良いんじゃない?
親友は大切な友にこう発言するために、医者に頭を下げ必死に学んだ。
親友の言葉は、彼女を救った。彼女の家族も救った。
そして、親友らの心の中で彼女の物語が続いている。
不治の病をして藁にも縋る気持ちで、彼や彼のご家族が
信頼した病院の医者が、「自分の人生を生きれば良い」と
背中を押してくれたおかげで彼は彼の人生を全うできた。
今も、彼らの口から出るのは病院のあの若い医者への感謝の言葉だ。
『ザイタク』医療は、場所ではない。
それぞれが自身の人生を大切に歩むというもの。
そのそれぞれが本当に尊いことなんだってこと。
この歌詞が大好きです。
「有り得ない程に キリがない本当に
めくるめく世界に 膝を抱えていたり
誰しも何処かに 弱さがある様に
無駄がない程に 我らは尊い」
良かったら聴いてください。
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