朝起きて、おトイレや歯磨き、顔を洗って、ヤクルト飲んで、
『日刊玉手箱』のYOUTUBEで何話すか、考えながら、
その日の訪問の順番と新患さんの面談を考える。
先は、シャワーか、配信か、朝一の電話対応の量で決める。
で、朝一対応が終わると、大抵配信して、間を縫ってシャワーする。
訪問診療を数件回り、夜中の対応に備えて、少しお昼寝。
その後、ブログを悩み始め、曲が浮かんでくるまで、
キャッチボールしたり、ノルキンしたり、ラジオ聴いたり、
友人にお電話したり、本を開いたり閉じたりしてみたり、
そんな事をしながら、カルテを書いて、書類を書いて、
そしたら、夜が不安な患者さんからのお電話があって、
しばらくお話聴いていたり、で、だんだん、
ブログの中身が浮かんできて、バーって書き始めて、
読み直すと、棘があったり、ネガティブ文章だったりを、
修正して、ポジティブキャンペーンに近づけたり、
そんなこんなで、ちょっと患者さんの状態もいい日なんかは、
そこでハイボールを一本開けて、サキイカをかじって、
音楽をYOUTUBEで聴きながら、インスタもチラチラ眺め、
次に向けたザイタク文化を妄想したり、誰かと夢を話したり、
そのまま、その場所のベッドに転がり込む。これが僕の『日常』。
こうやって書き出してみると、ほんと何をやってるんだか((笑))
でも、この僕だけの『日常』。結構気に入っている。
今日、お家に帰ってこられた患者さんは、
化学療法での時間より、放射線治療の時間より、
これ以上の手術の時間なんかより、なにより、
『日常』を取り戻したくてお家に帰ってこられた。
当然のごとく、大病院では治療をしなければ
こうなる、ああなる、等々、ご説明があったのだが、
彼女と彼女のご家族は、人生においての『日常』を求められた。
彼女の人生において当然であった『日常』は、
家族で美味しいお刺し身を食べることと
家族で旅行に出かけることだそうだ。
『日常』を普通に求めたって、変じゃない。
当然ながら、患者さんもご家族も、治療だけでなく、
『日常』も、自由に求められるものであって欲しい。
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