僕はここでしか見えないものをここで綴りたい。

先生のとこは、在宅じゃないと診てくれないの?

 

いえいえ、場所なんてこだわってないんです。

それより、患者さんの『リビングウィル』はどうですか?

 

僕らは、患者さんの『リビングウィル』が一番大切です。

 

 

施設を望み、経済的に在宅しかできない方や。

在宅を望み、介護力的に施設に入るしかない方や。

病院を望み、症状的に在宅に押し戻された方や。

在宅を望み、病勢的にお家に帰れなかった方や。

施設を望み、社会に見捨てられ在宅するしか無い方や。

在宅を望み、『暮らし』への無関心で施設に送られる方や。

 

僕らは、どんな方だって診ますよ。

 

そんな解決できない苦しみの中にあっても、諦めること無く、

一緒に伴走し、どこかにあるはずの希望の光を探しながら、

患者さんの『リビングウィル』を一生懸命に支える努力をする。

たとえ上手くいかなくても、そこにリビングウィルがある限り。

 

ただこれだけのこと。場所ではない。

どこまで行っても『リビングウィル』だ。

それこそが『ザイタク』医療だ。

 

 

明日、関西リビングウィル研究会リアル開催2回目が、

三田市総合文化センター郷の音ホールである。

 

1回目は、なんでも相談所で『ケアエール』のお話だった。

『ケアエール』と言う媒体が目指すところも、

やっぱり、ご本人の『リビングウィル』を支えたい。だ。

 

そして、3回目は2024年2月17日(土)に!!!

『認知症の方のリビングウィル』の講演準備中㊙

 

太陽でも照らせはしない路地裏の物語に、

僕らは全身全霊で向き合っていきたい。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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