メリークリスマスの深夜。
穏やかに静かにそっと、旅立たれた。
先生、もうそろそろ息が止まりそうです。
はい、、はい、、そうです。大丈夫です。
大切なお母さんの最期を娘さんが教えてくれた。
その後、すぐに今度は息子さんがお電話してくれた。
先生、くれぐれも、安全運転で。
はい、はい、僕らは大丈夫ですよ。
お待ちしておりますので、
慌てずにお越しください。
姉弟は、大切なお母様を、本当に大切に最期まで
「お母さん、お母さん」って傍でお声をかけながら、
優しく丁寧に、そして、甲斐甲斐しくお世話された。
僕らの言葉に、一生懸命に耳を傾け、『ザイタク』を実践された。
先生に言われた通り、夕方伯母さんにお電話したら、
昨日の夜、急いで20時ころここまで来てくれて、、、
ちゃんと、生きてるうちに逢いに来てくれました。
ありがとうございます。母も喜んだと思います。
伯母さんにもらったおリンゴのお汁もガーゼで、、ちゃんと。
昨日の朝は、訪問看護師と共に、
ベッド上で洗髪もご一緒された。
お姉様にお逢いしたせいか、
朝の娘さんの洗髪のおかげか、
やっぱり大好きなお家だったせいか、
とっても穏やかな寝顔をされていた。
死の壁だった一昨日のしんどさを除けば、
あとは、本当に眠るように旅立たれた。
とっても美しいサヨナラ。だった。
ありがとうございます。合掌。
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