先生、無事、父親の百箇日法要も終わりました。
ありがとうございます。僕ら先生にホンマ感謝しとるんです。
あの時、今度の正月が最後になるから、そう思ってするんやでって、
そんなハッキリ言って嫌なこと、誰も治療中には言ってくれへんかったですし、
あの言葉があったさかいに、家族で、親父が食べたかった伊勢海老の味噌汁も、
ちゃんと用意して、親父と家族みんなで去年のお正月をやれたんです。
ホンマありがとうございます。家族みんな感謝しとります。
あの話は、先生から僕ら家族へのプレゼントみたいなもんですわ。
そのお礼もあって、ジュースホルダーは僕からのプレゼントです。
一昨年前、癌で闘病されておられた親父さんの事で相談に乗っていた。
クリニック開設前の老健時代からお世話になっている自動車屋さん。
今日は、新体制スタート記念と五十歳オメデトウ記念の
めっちゃカッコイイグレーのジムニーの納車だった。
大切なお父様が、急に大病され、市中病院で治療を受けておられた。
治療方針や在宅療養、予後等々、病院ではなかなか聴けない、
『ザイタク』医療のイロハをお伝えし、人生会議の相談に乗ってきた。
僕ら医療者は、僕らの目の前の患者さんを患者さんとしてみている。
が、患者さんの人生は様々で、患者さんのご家族だって様々だ。
彼らが彼らの心で、話したい相手に相談され、人生を考えておられる。
僕の患者さんだって、僕の目の前の患者さんが全てではないことを、
改めてちゃんと理解し、チーム作り、地域作りに、取り組んでいかなければ、
目の前の患者さんを救うことさえできないんだと、実感した。
いついかなる時も『感謝謙虚笑顔』を忘れずに。ありがとうございます。
新車ジムニーのジュースホルダー以上に素晴らしい学びのプレゼントを頂いた。
良かったら聴いて下さい。
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