認知症カフェの緑地化計画は、共同創造。双方向の『ザイタク』と同じやん!

認知症カフェモデレーター研修に、

クリニックのメンバーに無理を言って

先日、参加させていただいた。

 

こんな素晴らしい研修だとは思っていなかった。

ぜひ、チャンスがあれば、皆様にもご参加いただきたい。

 

一番印象に残った話は、認知症に対する偏見のこと。

 

当事者の偏見。介護家族の偏見。社会の偏見。専門職の偏見。

 

世の中には、これらの偏見が、ずっとある。

この偏見がなくなる時、認知症カフェの役割が終わる。

 

 

昨年の3月26日に旅立った父。

酒でナンヤカンヤと問題を起こし、

いつも年末に飲みすぎて気を失い、

親切な警察官から毎度電話があった。

お父様を迎えに来てください!!!って。

 

駆けつけてみると、こうだ。

 

お前、ワシを馬鹿にしてるんか?

誰の世話にもならんで、ちゃんと、

暮らせとるわ。この前の免許更新も、

認知問題無いって、言われたんやぞ。

だからボケてへん。バカにすんな。

 

親父の言葉の端々に、認知症に対する偏見が、見え隠れし、

それに抗う酔っ払いの親父の顔が、今でも目に浮かぶ。

 

もし、親父に認知症の偏見がなかったなら、、、

もし、親父に関わるサポーターたちに、

少しでも認知症の知識があったなら、、、、

 

今、心を潰してしまいそうな毎日を、

送らなくて済んだのかもしれない。

 

 

両親からの、認知症カフェの宿題は、

きっと、僕の『ザイタク』医としての

最後のチャレンジになると思う。

オアシスではなく、緑地化を。

 

 

大好きなリョクシャカのこの歌。

緑社化、どのくらいできてきた?

皆様とご一緒に挑戦したい。

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

毎日読んでいただき感謝申し上げます。

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