昨晩、鳥取から三田へ戻るドライブ中、
田中家のご先祖様の苦しみに想いを馳せた。
鳥取県倉吉市で生涯歯科医だった祖父田中藤吉。
彼の父親田中増蔵は一代で商売を成功させた人だったそうだ。
彼の長男、藤吉を大阪の大阪歯科大学にちょうど100年前入学させた。
藤吉は、大阪歯科大学の一期生で、枚方牧野の学舎で歯科を学んだ。
大阪女子医専のちの関西医大の学舎も枚方牧野にあり、その約70年後に、
孫の章太郎が、枚方牧野の関西医大教養部で学ぶことになるとは、
誰も想像しなかっただろう。今、枚方牧野には関西医大の柔道場があり、
柔道部の息子も、枚方牧野に縁があるのは不思議で、とても嬉しいこと。
鳥取県由良川近くにあったという25年前の曖昧な記憶を頼りに、
見つけた田中家累代の墓。その側面には、増蔵の四男、
隆義の名前が刻まれていた。ニューギニア島にて25歳で戦死。
その時、父親増蔵は55歳。長男藤吉は10歳違いの35歳。
藤吉は戦地に行ってはいたが、歯科医になっていたので
軍医だった為、最前線には出られず戦死しなかったと聞く。
実は藤吉35歳の時、僕の父昭夫が誕生した事も付け加えておく。
彼らの苦しみに想いを馳せた。そして、
今の自分自身に置き換えて考えながら運転した。
僕は、なんてちっぽけなんだろう。
もっともっと大きな心で今を生きたい。
君たちならまだまだやれるよ、
ご先祖様にそう言われた気がした。
本当に不思議と清々しかった。
遠い昔からの物語が心の中にあった。
とっても素敵なGWの旅になった。
これからも感謝謙虚笑顔で生きよう。
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