ちょうど20年ほど前、僕が駆け出しのリハ医だった頃、
作業療法士と心不全の患者さんの入浴介助をご一緒した。
心機能や呼吸機能の変化を確認しながら、入浴動作を評価する。
洗髪時の上肢挙上による呼吸状態の変化や介助による変化等々。
正直、ビックリした。
骨折後の患者さんとかの入浴介助は想像できたのだが、
内部障害、つまり、心機能とか呼吸機能とか腎機能とか、
表から見えない障害に対してのリハビリがあることを、
その時、初めて知って、非常に興味を持ったのを思い出す。
僕は胸部心臓血管外科で研修医時代を過ごしたのだが、
心不全や呼吸不全の患者さんに沢山触れていたにも拘らず、
日常生活動作(ADL)において、それらの障害がもたらす、
変化や生活上困難な状況を、全く知らなかった。
リハビリは、お家に帰ってからそれらの評価と訓練を行い、
内部障害を抱えながらも、お家での暮らしを豊かにできる。
そんな『ザイタクリハビリ』の魅力にどっぷりハマった瞬間だった。
今日お家に帰ってこられた循環器ザイタクの患者さん。
地域のチームと一緒に、暮らしを支える挑戦が始まった。
地域のチームと一緒に、地域を改革する挑戦も始まった。
早速、初めてご一緒する素敵なケアマネさんが、
僕の携帯電話に直接お電話をくれた。嬉しかった。
さあ、地域を作ろう。ザイタクリハビリを展開しよう。
良かったら聴いてください。
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