介護は、やっぱり楽しく面白く幸せだ。
先生、入浴介助の看護師さんも先生も、
暑いでしょ。ここ涼風出るから。って、
お風呂場のクーラーのスイッチを、
そっと入れて行かれる長男さん。
先生、あいつは誰が教えたかシランケド、
よおやってくれよるんやわ。ホンマに。
こんなになったワシのことを諦めんとな。
息子ワシによく似てるか⁈とニコニコ。
幸せそうに話される透析止め時が迫るお父さん。
お前なんや、まだ歩けるんやな。
それやったらまだ大丈夫やな。
ちょっと強気の言葉とは裏腹に、
彼の人生の終わりが近いことを知り、
玄関まで追いかけてきてこっそり、
心配そうに先生頼みますと言うご親友。
先生、あの人ね、几帳面でね、頑固でね、
ホンマ嫌やわ、私の味方で居てね、先生は。
と話される奥さんは彼の下腿部の創傷処置を、
ここまで一生懸命に夫婦でやってこられた。
訪問看護師さんと僕に彼の命を預けてからは、
今度は、食事や洗濯や透析の送迎の手伝いに、
痛い腰をさすりながら一生懸命に取り組まれる。
ご家族やご友人が、彼の支えになり、
ささやかな幸せを、大切に丁寧に、
彼との最後の暮らしを楽しまれている。
介護は、やっぱり楽しく面白く幸せだ。
今日もザイタクは素敵で僕にはまぶしかった。
終戦記念日に改めて嚙みしめている。
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