オンリーユーの感性を磨き、みんなで持ち寄り、世の中を明るくしよう!

サイコロジカルヴィクトリーが、

最後の最後の最期まで、彼の大切なことを支えた。

 

彼は、人生を懸けた大切な透析を旅立つ日まで続けられた。

 

 

 

 

命懸けの透析に通うには、車椅子移乗自立が何よりも大切だった。

一緒に暮らす奥さんは腰痛があり移乗介助を要するということは、

何よりも大切にしてきた透析の終了を意味していた。

 

透析の専門家は、病院に来てさえくれれば、

どうにかして透析は回してあげると、

最後の通院となった今日も話されていた。

 

彼にとってのサイコロジカルヴィクトリーは、

リハビリテーションであり、車椅子移乗だった。

 

 

 

 

初めてお逢いしザイタク医療が始まったその日。

僕らは早速、移乗しやすい車椅子の選定と、

ベッドの高さ、それと脚の動かし方をお伝えした。

 

これらのスモールステップの一つ一つで、

終末期であってもサイコロジカルヴィクトリーを手にした彼は、

結局、最期となった今日も医療者に透析の中止を宣言させなかった。

 

彼は最後の最後の最期まで大切な透析とともに生き抜いた。

その中心にあったのは、サイコロジカルヴィクトリーだった。

 

 

 

年齢も、状態も、障害の程度も、病気の種類も、何も関係ない。

オンリーユーの感性を磨き、全ての人にサイコロジカルヴィクトリーを。

 

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

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